トレッキング

ガラン沢・惣吉地蔵偵察2025-5-4

ガラン沢の入渓アプローチルートとして利用価値のある惣吉地蔵コースを偵察してきました。歩く人が少ないので登山道の崩壊も年々進み、かなり一般的には険しいルートです。キノコ沢の標識からもわかるように、クマさんの気配も濃いです。 キノコ沢を渡ると右岸を少し高巻くように道がついていて、まずここが滑落注意です。さらに進むとまた小さな沢をまたぐのですが、ここはぬかるみが深くて高巻きたくなります。今回はまだ条件が良く道なりに通過しましたが、雨天時はいやらしい場所です。 クマさんの落とし物もありました。1週間くらいたっている感じだったのでちょっと安心しました。今の時期は見通しがいいのでクマの気配も察知しやすいですが、これから森の木々の緑が濃くなっていく季節はクマさんに遭わないように注意が必要です。 馬止から1時間ほどで惣吉地蔵に着きました。大きな岩に守られるように古い地蔵と白い犬の石像が祀られています。 大正5年冬、猟師の惣吉さんは熊打ちでガラン谷に入りましたが、岩場で誤って転落骨折。動けなくなったことを悲観して自ら銃で命を絶ったそうですが、そばにいた愛犬が主人の死を知らせるがごとく村へ戻ったそうです。そして主人の惣吉のもとへ村人たちを導いたということです。 この辺りからいよいよガラン沢も切り立った壁のような断崖が両岸に深く刻まれるようになります。遠くに見える白い峰は赤石山のようです。眼下には雪代でにぎやかな流れの音が響くガラン沢も木々の間から垣間見えます。 秋の頃、何度かガラン沢温泉まで沢登りしたことを思い出します。また2003年10月終わりの頃、横手裏の沢まで沢登りして芳ヶ平へ抜けたこともありました。 ゆっくりお昼休憩した後、下山しようと立ち上がると何やら古い標識が落ちているのを発見しました。ガラン沢を下降してくる人が迷わないようにこんなプレートも設置されていたようです。ここから上流にそういえばピーコック碑も大きな岩に設置されているから、それもたまには見に来る人がいたのかもしれません。 往路を戻る帰り道、まだ新緑が始まったばかりの森の中をのんびり春の息吹を感じながら歩きました。 追記 ガラン沢を遡る 魔の谷ガラン沢と呼ばれているが、実際はそれほどの悪渓ではない。秋晴れの1日、志賀の稜線目指しての沢歩きは爽快だった。特に上のガランの景色はなかなかのものだった・・・ 惣吉地蔵を過ぎガラン沢に降りたって、フェルト靴に履き替える。紅葉も盛りを過ぎ、沢底の空気は冷たくどんよりしている。私たちより先に一人、沢を歩いている人の濡れた足跡があった。どうやら湯ノ沢の温泉を目指しているらしいことを確認し、本流を遡る。今度は熊の足跡を発見。ガラン沢は昔から熊の猟場として有名なだけに、ここまでにも熊の糞はたくさん見かけてきたが、沢の砂地に足跡を見つけたときはちょっとあわてた。ガラン沢には岩穴が多い。こういうところには、夏の暑い日など熊が涼んでいるから気を付けた方がいいと、後になって聞いた。ピーコック碑を過ぎると、だんだんと巨岩が現れてくる。この先を歩くのは初めてだ。ルートはわかりやすい。ただ、水に濡れるのが嫌だから、ついつい飛び石できそうなところを探して、あっちへ行ったりこっちへ行ったり。巨岩の隙間をよじ登り、ガレ場をびくびくとトラバる。高巻きだなと思ってよじ登ったところには必ず古い残置ロープがぶら下がっていて、ド迫力の上のガランも難なく越した。岩小屋の前でお茶にした。 振り返ると一つ石が眺められた。春スキーシーズン、小高山の帰路に一つ石の山頂からこの上のガランを眺めた自分を懐かしく思い出す。宮手沢、白沢、白水沢、草沢、鉢沢と分けながら、本流をのんびり歩いた。横手裏沢の頃、日は足早に傾き、遙かに横手山の樹氷が寒々と眺められる。日がとっぷりと暮れ、ようやく芳ヶ平の小屋に辿り着いた。(2003年10月28日 馬止登山口~惣吉地蔵~上のガラン~横手裏沢~中電歩道~芳ヶ平ヒュッテ)

ノゾリチャツお散歩ツアー下見2025-5-3

昨日の雨は高いところで雪だったようです。別名富士見峠の野反峠から新雪を纏った浅間山が眺められました。今日は、来週末のお散歩ツアーの下見です。やはり今年は残雪が多いです。一週間後もまだ散歩道には雪がいたるところに残っているでしょう。 もし湖畔まで下りるなら、参加するゲストの方にはトレッキングシューズでないとガイド出来ない感じです。野反湖でも昨日の雨は雪に変わった時間もあったようです。 さすがに湖面の氷はほとんど融けて、湖畔には釣り人の姿もちらほらと見えました。帰り道はまだまだスキーが楽しめそうな正一ゲレンデの残雪を登り上げました。 お散歩コースでショウジョウバカマやヒメイチゲ、キジムシロ、スミレなどの花を期待していましたが、まだ一つも見つかりませんでした。でも、これはニッコウキスゲの新芽かな。雪解けと同時にこれから春の息吹がますます勢いを増していきそうです。 エビ山と三壁山の残雪が消えるまで、今年は5月いっぱいはかかることでしょう。 野反湖キャンプ場の第2キャンプ場には、雪の中に色鮮やかなテントが小さく一つ見えました。5月1日から営業開始しているそうです。長野原草津口からの路線バスも5月1日から一日3本運行しています。

六合の里山・松岩山トレッキングガイド探査2025-4-27

マタギ平から尾根道を登り始めると、すぐに白く輝くぐんま県境稜線トレイルの山々が樹林越しに目に飛び込んできました。 足元には小さな花が咲いているのを見つけました。クマの爪痕も生々しいのがありました。 1512mの山頂は樹林に囲まれていて、夏の頃はほとんど展望がきかないのですが、今の時期なら360度樹林越しに展望が利きます。樹林の切れ目からは野反峠や三壁山、サンビキ山、さらに烏帽子岳が圧倒的な存在感です。 ところで、松岩山に登ったら十二様と天狗岩に立ち寄ることをお勧めします。どちらも夏の時期に登っても素晴らしい展望が楽しめます。また十二様は、アズマシャクナゲの花が時期になると綺麗です。 天狗岩は正面に草津白根山が迫力の姿で眺められます。どちらか一つ立ち寄るとすれば、天狗岩でしょうか。 天狗岩からは白砂山稜線も素晴らしい眺めでした。 山里ではまだサクラの花が楽しめます。

12月の筑波山2024-12-3

思い立ったが吉日。筑波山に登ってきました。古来から東の筑波、西の富士ともいわれてきているように、味わい深い名山でした。山と高原地図で下調べすると、初めての山の筑波山は四方八方から登山道が山頂に集まっているので、初心者にはどのルートが良いのか見当がつきにくいです。冊子で一番最初に紹介されている「一番人気のお薦めのコース、筑波山神社から筑波山最高峰の女体山へ」に決めました。 山と高原地図ホーダイの地図がアプリとしてスマホで閲覧できると便利なことが実感できます。筑波山神社周辺には登山コースがはっきり示された案内板などは見当たらなかったので本当にありがたいです。まったく迷うことなく白雲橋コースを選んで歩くことが出来ました。 さすがに登山道も整備されていて、マナーやモラルが守られているように感じました。この案内板は効果抜群ですね。 山頂直下まで登ると、胎内くぐりなど巨岩奇岩の名所めぐりで登山者を飽きさせません。これも筑波山の魅力かもです。ほぼコースタイムどおり2時間ほどで女体山山頂とうちゃこです。 残念ながら都心方面の視界は靄がかかっていまいちでしたが、筑波山神社の登山口を眼下に眺められて最高の気分です。 登る時期として、冷涼な気候で今が快適に登れるベストシーズンかもしれません。でも初春のカタクリの花が満開の時期こそベストワンかもです。標高がわずか877mの筑波山では、ブナの森の林床でカタクリのお花畑が守られているなんて思いもよらなかったです。

榛名・水沢山2024-11-19

ボランティアによる登山道の整備が行き届いているという水沢山に登ってきました。冬晴れの榛名山は透き通るような青空で、絶好の登山日和でした。 水沢山は人気のある山だと聞いていましたが、たくさんの登山者に追い抜かれたりすれ違ったりして、なるほどと納得しました。これも長い間ボランティアの方たちでこの登山道整備を地道に行ってきたからでしょう。登山道のすべてに整備の目が行き届いていることがわかりました。 コウモリ穴?を案内してもらえました。穴から暖気が吹き出していて、榛名山が火山であることを思い出しました。 山と高原地図のコースタイムだと1時間40分でしたが2時間かけて山頂です。素晴らしい展望が楽しめました。八ヶ岳から秩父連山、富士山、都心のビル群にスカイツリー、筑波山、赤城山、皇海山、男体山、日光白根山、上州武尊山までが一望でした。谷川方面の上越国境の山は雪雲の中に隠れてしまっていたのは残念でした。 反対側に目を向けると、相馬山と二ッ岳、その間は蛇ヶ岳でしょうか。榛名富士と榛名湖はその奥にあるようです。 そして雪化粧した草津白根山と八間山、さらに白砂山が遠く眺められました。八間山や白砂山から榛名山を眺めていたので、反対から眺めるこの景色はなんとなく感慨深い気がしました。 下山後名物の水沢うどんを食しながらお疲れさん会でした。

芳ヶ平湿地群自然観察会2024-10-23

地元である町主催の自然観察会があいにくの霧雨模様の中で決行されました。来年10周年を迎えるラムサール条約芳ヶ平湿地群のプレイベントです。 霧のベールに包まれた紅葉の森の雰囲気はとても幻想的でした。ゲストの皆さんは、しっとりと森のたたずまいや、どこからともなく漂ってくる森のいい匂いを敏感に感じられているようでした。 今回のコースのテーマは、およそ1万6千年前に噴火して大量に噴出された平兵衛池溶岩の痕跡を探してみることにしました。穴地獄から八石山までのコースは、途中に水池と大池、平兵衛池の三つの池があります。これらは、長い年月の中で自然が偶然に作り出した造形美です。 大池では深い霧がいつもとまったく違う表情で私たちを迎えてくれました。ほとんどのゲストの皆さんは大池に初めて訪れましたが、向こう岸が見えないほどの霧のベールに様々な想像を働かせて眺めました。向こう岸の距離を感じるためにみんなでヤッホッとやまびこが返ってくるのを聴いてみたりもしました。 ミズナラの森からコメツガの森へと移り変わっていくと、ひんやりとした空気が感じられる沢沿いの道になります。そこでは溶岩台地の上に残された原生林の痕跡が見られます。この場所は一番遅くまで雪渓も残っている場所であり、とても神秘的で荘厳な雰囲気を感じることができます。 今日の天気では八石山での素晴らしい展望が楽しめるようではないので、急遽予定を変更して昼食場所を四つ角にしました。1か月前に藪蚊の大群に襲われた場所ですが、さすがにもう涼しくて安心してお昼をたべられました。 最後にもう一度チャツボミゴケを観察してから下山。元気もらって無事ゴールでした。

第4回群馬県境稜線トレイルDエリア探査2024-10-21

今秋始めての冬の嵐が去って好天に恵まれた1日となりました。2307mの横手山へと向かう登山道沿いには、10センチ近い霜柱や薄氷、霧氷などが見られました。 芳ヶ平湿地群展望台付近の国道沿いには、雲海からのご来光の写真をものにしようというカメラマンが大勢三脚をたてていました。 渋峠からスキー場の中の登山道をゆっくり朝日を浴びながら登る気持ちよさ。手はかじかみますが、ドライな気候で快適です。 空気が澄んでいるので、遠くの山々も綺麗に眺められます。木々の葉っぱも落ちて樹林帯も明るい森に変わりました。忠右衛門新道からは大沼池が見下ろせました。 赤石山から湯ノ沢の頭を過ぎてダン沢の頭までの稜線からは、伽藍谷が右に大きく開けて素晴らしい眺めです。振り返ると先ほど越えてきた横手山が伽藍谷を挟んでどっしりと聳えています。 小高山を過ぎると大高山が正面に現れます。笹原の急登は厳冬期のバックカントリーで楽しめるゲレンデなります。大高山を越えてもまだまだ野反湖までは遠いです。 いったん下ったカモシカ平から三壁山までの最後の登りが待っています。このつらい登りを頑張ると、ご褒美の景色が待っています。 ところで、気がついたらここまでだれ一人登山者に会いませんでした。最高の山日和だったのに、たった一人の静かな群馬県境稜線トレイルDエリアの魅力を堪能した1日でした。明日も天気良さそうなので、Cエリアも探査できそうかな?

芳ヶ平湿地群トレッキングガイドBコース2024-10-17

来年の9月半ばから1か月間中之条ビエンナーレが開催されることが決まっています。まだ1年も先の話ですが、作家さんたちの作品作りはもう始まっています。 というのも今回は、芳ヶ平湿原の自然のあることをテーマに作品作りを開始している作家さんをガイドです。 初めて訪れる芳ヶ平湿原ですから、作品作りのためにも晴れてほしかったのですが、現実は霧のベールに包まれた幻想的な芳ヶ平でした。 とうとう最後まで霧は晴れず、芳ヶ平湿原の全体像がつかめないままだったので、今後の作品作りは作家さんのインスピレーションがきっと大きく左右することでしょう。どんな作品が展示されることになるのかますます楽しみになってきました。 下の田、上の田、芳池、樺池、長丸池を確認。忘れ池は確認できなかったのですが、名前通りわかりにくいのでしょうか。水池や丸池、下の丸池も確認できず。これらは木道突端のベンチからさらに湿原奥にあるので見えないところかもです。そしてひょうたん池ですが、芳ヶ平湿地群展望台からもよくわかる池塘です。もちろん木道からもはっきり確認できました。 さらに指池と大池、ふたご池も確認できました。でも大池とふたご池の間にあるはずの小池は確認できませんでした。 大池ではツルコケモモの熟した赤い実がいくつもまだ残っていました。 ほかにもクロマメノキやガンコウランの熟した黒い実もまだありました。 芳ヶ平湿原の風景でお気に入りの池塘が長池です。霧のベールをまとう長池も趣がありました。浮島の形が今回だいぶん違っていたので、池塘がつねに姿を変えていくことがわかりました。 だれともすれ違わない1日でした。ダマシ平付近の登山道脇に建てられた江戸時代の石仏だけが、私たちの通行を見守ってくれていました。 芳ヶ平湿原の紅葉は例年ならもう見頃を過ぎているはずですが、まだまだ黄や赤の草紅葉に彩られた湿原の風景はなかなかのものでした。

野反湖八間山縦走トレッキングガイド2024-10-17

先日の四阿山のガイドが悪天のために中止になりましたが、山域を変え延期して野反湖八間山をガイドさせていただきました。例年より紅葉が遅れていたこともあり、今まさに錦秋に彩られた美しい野反湖の景色を堪能することが出来ました。 久しぶりにトレッキングを楽しまれるゲストさんにぴったりコースは、やはりなんといっても八間山を縦走して湖畔西岸を半周する野反湖一周コースです。スタート地に選んだ野反峠から、今日のコースが見渡すことが出来きるのがいいところです。 イカ岩の肩への登りと最後の山頂直下の登りがきついのですが、途中で休憩を入れながらゆっくり歩きました。赤や黄、オレンジと様々な色彩に感動の連続ですが、一番驚いたのではオレンジの葉に染まるホツツジにまだ可憐な花がついていたことでした。 湿った南風の影響で少し雲がかかり始めました。霧が流れる風景の幻想的な美しさに感動します。でも山頂からの遠くの山々の景色が楽しめなくなるのがちょっと残念でした。 白砂山の山頂は微妙に雲の中に隠れたままでした。八間山山頂でゆっくり休憩してから、茅野尾根コースを下ります。4日前に歩いた時よりも紅葉はさらに色濃く染まっているのもわかりました。 池の峠駐車場まで下りてくると、青空が眩しいほどの日が野反湖に降り注ぎ、国道脇のツタウルシやミネカエデの紅葉が美しく輝いていました。 今日はキャンプ場もお休みの日のようで、閑散としていました。他には誰もいないベンチで湖の向こうにどっしりと横たわる八間山を眺めながらお昼にしました。 ところで岳樺の黄葉の美しさを再発見したのが湖畔西岸遊歩道でした。シラカバ渕の森も美しかったのですが、エビ平からエビ湾を挟んだ押出し尾根の森の岳樺も素晴らしいことを知りました。 もうひとつ西岸遊歩道の良いところは、景色の素晴らしい眺めの場所にベンチがあるということです。トレッキングコース終盤で疲れが出てきたところで、適度に休んで紅葉の山も愛でることが出来ました。 今日は平日というのもあったかもですが、誰ともすれ違わない静かな山歩きも楽しめました。今週末20日日曜日が秋晴れになりそうです。野反湖の紅葉がおススメです。

白砂山トレッキングガイド2024-10-13

10月になって白砂山登山口の早朝の気温が6度から8度くらいに下がって、ようやく紅葉が深まり始めました。標高2000mの白砂山稜線の紅葉の見頃は、例年9月下旬から10月初めなので、今年はいつが一番の見頃だったのかわかりにくい年になりました。でも、そんな気難しいことにはこだわらず、今日のゲストの皆さんは白砂山稜線の紅葉の素晴らしさをたたえながら存分に登山を楽しまれていました。 ミヤマシグレとドウダンツツジの濃い赤やコメツツジとホツツジのオレンジなどが、秋の透き通るような青空を背景にハイマツやシャクナゲの緑の中に浮き出るように映えていました。 白砂山山頂は登山者で賑わっていました。稜線の細い登山道では、追い越していく登山者も向かい合う登山者もお互いに思いやりが大切です。安全にすれ違える場所をお互いに確保して譲り合える心がないと楽しめないでしょう。 そして静かな自分だけの山を楽しみたいなら、白砂山から先の谷川岳へと続く稜線トレイルをお勧めです。 ニッコウキスゲが咲き乱れた初夏の稜線の風景が懐かしいです。アキアカネが乱舞した真夏の稜線の風景もいつの間にか過ぎ去っていました。 次は下界で冷たい雨が降る日があれば、稜線では霧氷の美しい風景に出逢えることでしょう。1ヶ月以内には初冠雪できる日もあるかもしれません。 堂岩分岐に戻ってきて、そのままシラビソ尾根コースで戻るべきか迷いましたが、今日みたいな一日青空に恵まれる良い日はないので思い切って八間山への周回コースを選びました。黒渋の頭の先にはまたいくつもの名もなき小さなピークがあって登り返しが大変ですが、振り返れば何度も白砂山の姿を眺められるので景色が楽しめます。さらに白砂川と四万川源流域の奥深い山々も足下に眺められるのも興味深いです。 白砂山稜線の紅葉は今週いっぱいは楽しめることでしょう。また野反湖の紅葉はまだまだこれから10月下旬頃まで楽しめそうです。