一昨日の夜半は激しい雨が屋根をたたいていました。このところ春っぽい陽気が続いているので、雪融けが進んでそうで少し心配になってきます。でも現地のチャツボミゴケ公園ではまだまだたっぷり雪があります。ご安心ください。
今年はコースの途中で熊棚が観察できます。一時園内で熊の出没情報が出て登山道閉鎖があったことを想い出します。どんぐりが実っている木を探して山奥から降りてきていたのかもしれません。バックカントリーガイドの偵察で人が入らない山奥に分け入ると、今年は例年以上に熊棚を見つけることが出来ます。
小さな雪崩が起こっていました。こんなところでも人智を超えた自然災害の脅威を想像して、雪崩や雪山のリスクについて考えてみることが出来ます。
今日は晴れていましたが気温が低めだったので、温泉大滝や湯滝でうっすら湯気が立ち昇っていました。冬は落葉樹の葉がすべて枯れ落ちてチャツボミゴケ公園の森は見通しがとても良くなります。夏は見ることが出来ない角度からお気に入りの景色を探してください。
透き通るような青い空に純白の雪山が映えます。きっと冬だからこそ楽しめる景色です。八間山の向こうに白砂山が小さく稜線の頭を出しているのがわかります。