偵察湯ノ丸山バックカントリー2024-2-28
まったく期待していなかった今回の大雪。2~30センチの新雪が積もったようです。午前中急速に天気が回復する予報だったので湯ノ丸山を訪れてみました。 午前10時地蔵峠からスタートした時は、湯ノ丸山上部はまだ雲の中でした。先行者のトレースにはすっかりお世話になりました。 ツツジ平から鐘平あたりまで来ると徐々に雲がとれてきました。それにしても落葉松の森の樹氷の景色がなんと素晴らしいことか。振り返ると黒斑山と浅間山が迫力ある姿で眺められます。 ところで今シーズン初めて登った湯ノ丸山偵察なので、帰りの滑降コースに雪があるのか心配になります。雲がとれてくると北峰直下の斜面がいい感じで姿を現してくれました。どうやら登山者でスキーヤーなのは私たちだけで、まだ誰のシュプールもついてません。 山頂11時半到着。風はとても冷たいですが、360度の景色は素晴らしいです。 稜線の雪は吹き飛ばされて岩だらけです。スキーのままでは歩けませんでした。山名標柱にはエビのしっぽがびっしりです。 烏帽子岳方面です。奥の北アルプスの山並みがわかりますか? 四阿山と根子岳。 南峯から北峰へ移動。 稜線の風は冷たすぎて長居は無用です。北峰ですぐにシールを剥がして滑降。 藪っぽいですが、フカフカのパウダースノーは十分に堪能できました。 雪山賛歌でも知られる湯ノ丸山は昔から山スキーのクラシックコースとしてあまりにも有名です。しかしながら近年積雪不足でなかなか訪れる機会が無かったのです。今回の偵察でお手軽なバックカントリースキーが楽しめる山として再認識することが出来ました。