古から霊山として信仰されてきた中之条町のシンボルともいえる山、嵩山に登ってきました。標高は789mなので周りの山々と比べると低いですが、中之条の町を見下ろすようにそびえる堂々とした風格の岩山です。戦国時代の山城でもありました。山頂からの景色はすばらしいの一言で、吾妻八景の一つでもあるそうです。
親都神社登山口からまずは小天狗へ。山頂から足下に不動岩が見えます。今度はそちらに周ってみます。
不動岩からも展望が素晴らしい。
先日登った吾儒山や薬師岳、岩櫃山などがわかります。
不動岩から天狗の広場に戻ると、毎日のように嵩山に登って登山道整備をしてくれているという人たちに出会えました。そんな方々だからこそのいろいろと面白いお話を聞かせてもらえました。
小さな山ですがたくさんの見所があって、すべてをじっくり満喫しながら寄り道すると丸一日かかりそうです。弘法の筆跡というのもありました。
中天狗からの景色です。
最後に大天狗。こちらに山名標柱が立っていました。大天狗の山頂までの鎖場が一番長く続きましたが、怖いところはないのでご安心を。
烏帽子岩と五郎岩が足下に眺められました。
たぶん白砂山稜線かと思われる山々もわかりました。白砂山山頂から中之条方面はよく見えるのですが、嵩山も頭だけ見えてたんですね。