チャツボミゴケ公園ではレンゲツツジが満開です。新緑の中で鮮やかな朱色を輝かせてくれています。私たちは午前9時始発のバスで上の駐車場へ。穴地獄の木道を一周してから、いよいよトレッキングコースを水池に向かって出発。

エゾハルゼミの初鳴きが聞かれました。騒々しい鳴き声が森中に響いている季節がまた巡ってきたことを実感します。

すがすがしい風が新緑の森を吹き抜けていきます。水池を過ぎると梢越しに県境稜線の山が垣間見えました。渋峠から芳ヶ平湿原へ降りる登山道は、まだ半分くらい雪渓に埋まっていることでしょう。今回はそんなこともあって、チャツボミゴケ公園から神秘の3池巡りコースを選びました。7月のワタスゲの季節になれば、雪渓もなくなり、渋峠からのコースでチャツボミゴケ公園まで縦走するコースがお勧めです。

お昼は八石山山頂で、宿で握っていただいた大きな梅干し入りのお結びがとても美味しかったです。山頂からは草津温泉や榛名、浅間山が絶景です。草津温泉の正午の鐘の音もちょうどお結びをほおばっている時に流れてきました。

帰りの登山道では、イワカガミやチゴユリの花を愛でながらのんびり下りました。途中1グループの登山者に出逢っただけで、静かな山歩きが楽しめました。

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