活火山の草津白根山の影響受けた貴重の生態系がラムサール条約で世界的に認められた芳ヶ平湿地群です。来年2025年で登録10周年を迎えます。
2018年1月23日の本白根山の小噴火以来、白根レストハウスから芳ヶ平湿原までの登山道は相変わらず立ち入り禁止です。渋峠からの登山道はまだまだ雪渓がいたるところに残っていて、芳ヶ平湿原に訪れる人は少なくて静かなことでしょう。
今日は平日なので芳ヶ平湿地群展望台も混雑せず、ゆっくりと景色を楽しむことが出来ました。渋峠にある県境の宿渋峠ホテルには、日本国道最高地点到達証明書があります。
シガヒルというサイクリストのための到達証明書も300円で販売されてました。
横手山のゲレンデの雪はまったくなくなりましたが、芳ヶ平湿原へ下る登山道の入り口にはまだまだ厚い残雪がありました。塔ノ池のモリアオガエルが今日初鳴きしたと渋峠ホテルの方が教えてくれました。池塘の周りには水芭蕉の花がたくさん見られて、クロサンショウウオの卵塊もありました。
お昼の風さんで、今日のゲストさんは山菜てんぷらです。コシアブラにフキノトウ、たらっぺ、山椒、ウド、ギョウジャニンニクと種類豊富でした。
チャツボミゴケ公園はレンゲツツジがまだまだ満開の見頃でした。今週末土日も新緑に映えてチャツボミゴケとともに綺麗な風景を楽しませてくれることでしょう。
時々ゲストさんがモネの絵画みたいと感激される池では、モリアオガエルの鳴き声がさかんに聴こえてきました。ひょっとしてと思って探しますが、まだ卵塊は見つけることが出来ませんでした。
群馬鉄山が閉山した後、日本鋼管は鉱山跡を奥草津鋼管休暇村として自然豊かな森に再生しました。たくさんの種類の木々や花が植樹されましたが、レンゲツツジはそれらの中で最も多く植樹された木だと思います。
ゲストの方々は写真で見るのとは違う本物のチャツボミゴケに感動されてリフレッシュされていました。
明日から6月です。季節はどんどん過ぎていきます。