朝早い時間の白砂山登山道は静けさの中で小鳥のさえずりだけが賑やかに聴こえてきます。地蔵尾根からシラビソ尾根へとコメツガやシラビソの暗い森の中には、小さな花がひっそりと咲いていました

堂岩分岐から稜線漫歩が始まります。毎日下界では猛暑のニュースで賑わっていますが、白砂山稜線に吹く涼風は肌にとっても気持ちいいです。

猟師の沢の頭からの360度の展望はまさに絶景です。まずは渋沢源流を挟んで眺められる佐武流山や鳥甲山に惹きつけられます。どちらも日本には二百名山です。特に夏休みは白砂山と合わせて全国から訪れる登山者が増えます。

まずは渋沢源流を挟んで眺められる佐武流山や鳥甲山に惹きつけられます。どちらも日本には二百名山です。特に夏休みは白砂山と合わせて全国から訪れる登山者が増えます。

八十三山も迫力があります。この山には登山道がありませんが残雪期で条件が良ければ容易に山頂に立てます。

歩いて来た堂岩山からの登山道を振り返ります。右奥には野反湖から続く群馬県境稜線トレイルの山々と横手山、左奥には八間山と草津白根山、浅間山連峰がわかります。

さらに左に目をやると、白砂川最大の支流である猟師の沢源頭を挟んで榛名山と関東平野、赤城山です。

さて休憩がてら景色を楽しんだので、白砂山を目指しましょう。金沢レリーフの手前の林の木陰でもコキンレイカがひっそりと咲いていました。さらに最後の急登では、南面のガレ場にお花畑が随所に現れて、登山者の目を大いに楽しませてくれています。

白砂山山頂から、群馬県境稜線トレイルの山々が谷川連峰へとまだまだ果てしなく続いてくようです。

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