豪華絢爛な黄色の絨毯のようにノゾリキスゲが咲き乱れていた草原には、今は清楚な薄紫色のオオバギボウシの花がたくさん咲いていました。下界の暑さを忘れて爽やかな気分になりますね。

他にも、マツムシソウやハクサンフウロ、シオガマギク、エゾシオガマ、ハコネギク、ワレモコウ、ホツツジ、ウスユキソウ、ウメバチソウ、コオニユリ・・・。今日のお花好きのゲストさんたちは、迷わずコマクサのガレ場まで頑張って歩きました。そこではハクサンオミナエシもまだたくさん咲いていました。

今日のお蕎麦ランチでは、夏限定メニューが人気でした。人気ナンバーワンの定番メニュー、キノコ三昧そばはもちろんですが、こちらもおすすめです。

午後はチャツボミゴケ公園へ。今回は大変貴重な光景が見られました。このところの暑さのせいでしょうか、チャツボミゴケという名のごとく茶色の穴地獄が広がっていました。

前回7月13日のガイドの時と比べるとその変化の大きさに驚きますね。

チャツボミゴケの生態はまだまだ謎も多くて神秘性を感じます。これから秋にかけて今度はビロードの絨毯のような蛍光グリーンの輝きへと驚くような変身を見せてくれることでしょう。これから目が離せないチャツボミゴケ公園です。

穴地獄とは違って淀みではいつもの綺麗な輝きでゲストさんたちを出迎えてくれたチャツボミゴケです。チャツボミゴケは生き物ですから、美術館の絵画みたいにいつ行っても傑作が見られるというものでありません。その代わり同じ景色は二度と見ることはできません。今日のゲストさんたちには、今度はどんな景色に出逢えるか楽しみに、ぜひまた蛍光グリーンに輝くチャツボミゴケ公園を訪れてほしいです。

帰りにちょこっとモネの池へ。ここでは水面にたくさんのオタマジャクシが泳いでいるのが観察できました。大半はモリアオガエルですが、中にはクロサンショウウオもわかりました。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

CAPTCHA


This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.