台風10号が発生してしまいました。来週中頃まで天気は悪くなることがあっても良くなることはないので、思い切って歩きました。雲海の下は雨雲だったようで、草津温泉は朝から雨でした。

横手山頂からの四阿山や草津白根山は、とても幻想的な景色が楽しめました。ところで今、草津白根山は噴火警戒レベルが1ですが、山頂部の登山道は立ち入り禁止です。山頂に立てないので、日本百名山巡りをしている人たちの中には、この横手山頂に登って草津白根山に登ったこととしているようです。この景色を見るとなるほどって納得ですね。

スキー場のゲレンデを下ってのぞき分岐から登山道に入りますが、このゲレンデからの景色がいつも癒されます。早朝のこの時間に歩くからさらにいいでしょうね。

登山道に入ると、ほぼ根曲がり竹のジャングルの中を進みます。そしてぬかるみが待ち受けています。全区間を通して最悪のぬかるみがここです。ストックが一本あると便利です。ここは左端ぎりぎりを進みますが、最後の一歩でストックがあると大股でぬかるみにはまらず通過できます。

3時間弱で渋峠から赤石山着。山頂から大沼池を眺めながらゆっくり朝ごはんです。ムジナ平の水場でも見ましたがここでもイワウチワが見られます。

ちょうど午前8時赤石山からいよいよダン沢の頭へ。仙人池に寄ってみました。

この区間は、根曲がり竹の藪漕ぎを覚悟していましたが、全然大丈夫でした。ただ根曲がり竹でなくてもっと細いクマザサや草に覆われているところが藪漕ぎで鬱陶しいところもありました。これくらいは大したことないかな。個人的見解です。ただびしょ濡れになるのでレインパンツを履いたほうがいいです。

ダン沢の頭午前9時過ぎ通過。ダン沢の頭からは最近刈払いが終わったばかりでした。まるで高速道路です。オッタテ峰、オッタテ峠と快適に進めました。振り返るとダン沢の頭とオッタテ峰がわかります。

さらに小高山、五三郎小屋分岐と進みます。五三郎小屋の水場も確認。五三郎小屋は誰か使用した跡がありました。

大高山の登りはいつもけっこうつらいです。でもここを頑張れば野反湖までもう少しという感覚になります。ラジオでは静岡県でゲリラ雷雨みたいなことを報じていますが、この辺りは大丈夫そうです。魚野川源流をはさんで岩菅山連峰の空も明るいです。

大高山山頂午前11時通過。カモシカ平から三壁山までいよいよ最後の登りを頑張ります。三壁山からの下りで野反湖が眺められればもう一安心です。雷雨に逢わずに歩くことが出来ました。あと熊の痕跡も見当たらなかったです。

野反湖には午後1時ゴール。ジャスト8時間のコースタイムでした。赤石山からダン沢の頭までの登山道が整備されて歩きやすくなったらもっとコースタイムが縮むことでしょう。

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