October 2024

第1回E-Bike&Trekking花豆ツアー2024-10-5

中之条六合の山里や奥山の大自然をたっぷり楽しんじゃおうという特別企画のE-Bike&Trekkingツアー第1回です。道の駅六合にある宿花豆から白砂渓谷ラインをE-Bikeで漕ぎ進み、標高1560mの野反峠を目指します。車で通り過ぎるのでは眺められない渓谷の景色や、古い石仏を探し求めたりもできます。今回は自転車から手が届く高さに熟した山ブドウの実がたくさんなっているのを見つけました。みんなで一粒味わって山里の秋を実感することができました。あちこち寄り道しながら様々な出逢いを楽しめるのもE-bikeツアーの醍醐味です。 ちょうどお昼頃に野反峠に到着。深い霧の中、少し霧雨模様でした。初めて野反湖に来たのに、湖が姿を現してくれません。晴れることを願いながら野外テーブルで花豆特製おにぎりランチです。そして午後は八間山のトレッキングです。 登山道沿いにはまだまだ秋の花がいくつか咲いていました。前回目が覚めるような満開のホツツジの花でしたが、まだ残っているのにはびっくりです。イカ岩の肩からイカ岩の頭までの登山道沿いが一番きれいな紅葉が楽しめました。野反峠から合流した2人のゲストさんを含めて全員7人が1934,5mの八間山に無事登頂。まったく視界が無いのは残念でしたが、登山初心者の皆さんは達成感でいっぱいの笑顔です。 下山後はまだ霧のベールに包まれたままだった野反湖の景色を見るために湖畔へ降りてみました。 帰りの野反湖から道の駅六合までは30分のダウンヒル。霧が濃いところは体が濡れてちょっと寒かったので、今度からはレインウエアや手袋を準備するといいかな。

野反湖シラネアオイ群生地保全活動2024-10-4

シラネアオイ群生地保全事業である草刈り作業は、野反湖の毎年のお決まり行事です。今年もあっという間に一年が過ぎたなと実感します。 先日芳ヶ平ネイチャーラーニングでガイドさせていただた地元の中学生たちも、先生たちと一緒に手刈りで作業頑張っていました。 今年5月のシラネアオイです。この花を毎年楽しみに訪れる観光客の方がたくさんいます。ボランティアに参加して作業する方々は、来年の春、野反湖の雪が融けて一番最初に咲くシラネアオイの花に様々な願いを込めて汗を流しているようでした。 今年二月の野反湖バックカントリーガイドでゲストさんとともにエビ山山頂から眺めた八間山です。 これから秋が深まるにつれて登山道に霜柱が立つ日があることでしょう。野反湖の11月はいつ雪が積もってもおかしくない冬です。バックカントリーの季節ももうすぐ目の前にですね。この時期が一番好きかも!

中之条町六合地区の自然と歴史を訪ねて2024-10-2

六合地区の自然とともに先人たちの足跡を辿る歴史を偵察したり下見することも楽しいです。9月30日は、吾妻線のルーツを探るというテーマで、チャツボミゴケ公園と旧太子駅を下見してきました。 視点を変えると今までの概念がひっくり返って新鮮な驚きや発見があります。今までのガイドの流れや話の中身も変わります。当日どんなガイドをしようかと、文献のページをめくりながらあれやこれや調べ直します。 群馬鉄山の歴史を改めて紐解いてみると、今までばらばらだったことがつながったり、先人たちの苦労や熱い思いが伝わってきたりして興味が尽きません。 ガイド当日は太子線の廃線跡も生徒たちと訪ね歩く計画です。 10月1日は、道の駅六合からE-bikeで白砂渓谷ラインを漕いで野反湖までの紅葉の様子も偵察しました。 野反湖は数日の間にどんどん色付きが進んで秋らしくなっていました。ススキの穂が大きく伸びて風に揺られる風情がなんともいえずのどかです。 白砂渓谷ラインもなんとなく木々が黄色くなっていて、真夏の陽ざしがきつかった頃の濃緑の森が懐かしく感じます。 白砂川源流の盟主白砂山も今日は綺麗に遠く輝いています。 E-bike&トレッキングガイドも、ちょっと視点を変えてチャレンジしてみる新しい試みです。 ところで10月2日は青空に恵まれて、吾妻線のルーツを訪ねるテーマで楽しいガイドの一日でした。