次はなんとマイルスのライブ盤です。60年代のマイルスのレコードはけっこう聴き込んだ時期がありました。これは、1964年2月12日にニューヨークのフィルハーモニックホールのライブですが、とにかくどの曲もエキサイティングでかっこ良すぎです。マイルスのトランペットはもちろんですが、トニーウイリアムズのドラムを中心にリズムセクションがとにかくすごいです。またジョージコールマンのテナーも癖になる音色で悪くないです。そういえばジャズに夢中だった1970年代後半はマイルスが演奏活動から引退していた時期で、その当時のジャズ少年にとってマイルスはミステリアスなミュージシャンでした。復帰第1作はザマンウイズザホーンで大変な話題になりました。1981年10月に見事カムバックしたマイルスのライブが大阪でもありましたが、もちろんこの時のマイルスの初ライブには大興奮しました。コンサート会場が扇町公園だったのもよく覚えています。