リチャードエイブラムスは、AACM(創造的ミュージシャンの進歩のための協会)の創設者で、このアルバムは1967年に録音された初リーダー作のようです。これぞフリージャズ、まさにフリージャズと呼べる作品で、全部聴き通すにはかなりの集中力が必要です。AEC(アートアンサンブルオブシカゴ)やチコフリーマンのレコードで以前から知っていましたが、謎めいたフリージャズの重鎮といった彼のイメージを勝手に膨らませていました。デルマークレーベルクからのこのレコードは今までまったく知らなかったのですが、最近になって偶然ある店で出逢い手に入れました。ジャケットデザインもいい感じで、いわゆるジャケ買いも半分あるかな。中古なのに新譜同様に美盤なのは、前オーナーも針を落としていないのかなと勘繰りたくなります。

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