このアルバムは、数あるピアノとベースのデュエット作品の中で大好きな1枚です。中古レコード店で見つけられた時はラッキーな出逢いでした。48歳で1977年5月22日に逝去したハンプトンホーズの最晩年の作品で1976年8月21日録音のものです。生前ハンプトンホーズと親交のあった油井正一氏が、日本盤のライナーノーツで波乱万丈なハンプトンホーズの生涯と音楽について文章を寄せています。そんなこととは関係なく、二人の音楽はただただ素晴らしいハーモニーとインタープレイの連続です。自然と音楽に酔いしながら、ゆったりとした時間が過ぎていきます。48歳の死は、チャーリーパーカーやジョンコルトレーンほどではなくても若過ぎます。まだまだ新境地のピアノ作品を作り続けてくれていたかもです。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

CAPTCHA


This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.