スティーブグロスマンとの最初の出逢いは、マイルスのジャックジョンソンです。近所のジャズ好きなお兄さんからレコードを借りて、カセットテープに録音して良く聴いていました。1970年録音のジャックジョンソンから14年、このレコード、ホールドザラインは1984年録音です。スティーブグロスマンの演奏はオーソドックスなスタイルに変貌して別人に近いくらいです。ソニーロリンズを彷彿するような、いやいやソニーロリンズと一瞬聞き違えるくらい貫禄の演奏です。でもちょこっとコルトレーンだったり、スティーブグロスマンらしいフレーズもあったりできるので安心します。ジャケットにサインらしき赤ペンが書かれていますが、よく見ると[Masahiro Yoshida 5-5-85]とあります。吉田正弘とは、このアルバムでもドラムをたたいている吉田正広氏です。スティーブグロスマンのサインではなかったです。

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