ビッグバンドはあまり聴かない中で、ギルエバンスとサドメルの中古盤はソロイストの演奏が気になるのでいくつか持ってます。サドメルのライブインジャパンもその中の一枚。若き日のビリーハーパーがメンバーに入っていますが、ソロはほんの少し聴けるだけです。でも最初の一音から彼らしいフレッシュなフレーズが飛び出してきて安心しました。サドメルのいいところは、サドジョーンズの斬新なオーケストレーションとメルルイスのかっこいいドラム、各セクションからの個性的なソロが三位一体で楽しめるところです。ライブイントーキョウは全演目から選りすぐりの5曲でしょうが、あまりの名演奏ばかりに他の曲も全部聴きたくなります。サドメル・オーケストラはその後サドジョーンズが離れてメルルイスジャズオーケストラとして、NYビレッジバンガードの月曜の夜に出演していました。21のNY滞在中に一度生で聴いているのですが、メルルイス以外のメンバーで誰が出ていたとか忘却の彼方です。

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