いよいよ2025シーズンのチャツボミゴケ公園スノーシューハイキングが始まりました。今日は3月並みの陽気で、上着もいらないほどの暖かさです。ツアーに出発する前にいつも行う儀式も気持ちよくダイブ。フカフカの雪の上に大の字に仰向けなってしばらく瞑想しました。そっと目を空けて空を眺めると、今日は鳥のさえずりもひっそりとしていて、青空をゆっくり雲が風で流されていく様子だけが時間を感じさせてくれるようでした。

冬季閉園期間中のチャツボミゴケ公園は動物天国です。誰の足跡かと思いきやウサギやリスやキツネ、イノシシ、カモシカ、オコジョ、テン、ヤマドリなど様々な獣たちの歩いた跡がたくさん残されています。

また冬の森は、樹々のほとんどは葉っぱを落として見通しが良いので、夏の時期とは違う景色も楽しめます。熊棚の痕や小鳥たちの巣の痕、ヤドリギなど、なかなか見ることのできない様々な生き物たちの息遣いをたくさん感じながらスノーシューハイキングが楽しめます。

何万年も前からこんこんと湧き出る火山性温泉とともにたくましくもゆったりと生き続けてきたチャツボミゴケ群落のある穴地獄へやってきました。厳冬期のチャツボミゴケは、春や夏、秋とは全く違う趣です。

雪の中で神秘的なグリーンに輝いている光景に、ゲストの皆さんとともにいつまでも眺めていくなりました。

まだ一月ですから午後2時を過ぎると陽の傾きは早くなり、光が弱くなるのを感じます。下山も楽しみながらスノーシューツアーを満喫しました。チャツボミゴケ公園スノーシューハイコングのお問い合わせ、お申し込みは中之条町観光協会 です。小学生用のスノーシューも準備しているので、ファミリーでも参加できます。

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