
4月23日に道路開通してまだ3日目ですが、どんどん雪融けが進んでいるのがわかります。野反湖の奥の大倉山や八十三山、堂岩山へのスキールートも雪が途切れるところが多くなり厳しそうです。ハンノキ沢の橋の雪は無くなりましたが、水量は雪代で多いです。

ハンノキ沢の右岸を少し遡って、上流のスノーブリッジの様子をダメもとで確認してみました。途中の雪も数か所途切れます。もっとも快適な中尾根の頭ルートを最後に登ったのは2020年4月11日が最後で、その時はハンノキ沢はもちろん、タカンボウ沢のスノーブリッジもかろうじて残っていて難なく取り付けました。

今回は、地蔵山へと続く尾根ルートを選んで登ることにしました。こちらもかつて良く登ったり滑ったりしたルートです。最初は笹薮の迷路でしたが、だんだん残雪が多くなってきて一安心です。

この辺りの森は、根上がりの木がいたるところにみられます。

ようやく小ピークを越えて、ふと顔を上げると、堂岩山が見えてきました。

午前11時半、地蔵山到着です。この時期の地蔵山は展望がなかなか良いです。

登山道のある堂岩山への尾根ルートにはしっかりとまだ雪があります。八十三山や大倉山も遠望できます。

ゆっくり山頂でお昼休憩した後、登山道ルートで下山しました。

途中細い雪庇の尾根なんかもありますが、北沢分岐辺りまで快適に滑り降りることが出来ました。

ただその後、ハンノキ沢までの急坂の区間はシートラで登山道を下りました。途中で家内が長年愛用していたキャノンのデジカメを気付かず落としてしまったようですが、もう後の祭りです。

この頃天気が急変。北風が強く吹き始めてみるみる白い霧の中に山の景色は包まれてしまいました。