シラビソ尾根の登山道上でオコジョらしき新しい糞が落ちていました。この辺りはオコジョに逢ってもおかしくはないなといつも思いながら歩いていますが、今日も痕跡だけでした。

午前10時過ぎ白砂山山頂到着。山頂は平日でもあり、私たち4人だけでした。のんびり会話をしながら休んでいたら、なんと群馬県側の笹薮からひょっこりオコジョが現れました。

最初はすぐに笹薮の中に引っ込みましたが、次は大胆に私たちに好奇心があるのか跳び回りながら近付いてきました。前のめりに写真を撮ろうとすると、笹薮の中にいったんは逃げ込みますが、しばらくするとまた現れて近付いてきます。

オコジョが一度現れたら、なるべきその場からじっと動かないことが長く観察できる秘訣です。しばらくの間は私たちに興味があるのか周りを飛び回ります。ほんとうに可愛らしいです。

ところがそんな姿からは想像しにくいですが、オコジョは獰猛な肉食獣です。自分よりも大きなウサギなども獲物になるようです.。ぴょんぴょん跳び回るのは死のダンスといわれていて、実は獲物に飛び掛かるすきを狙っているらしいです。この愛らしい瞳とはうらはらに、いったい私たち人間に対してどう思っているのか知りたくなります・・・

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