上ノ間山の熊2025-8-28
白砂山から上ノ間山へと続く稜線は、笹原と針葉樹の森が織りなす伸びやかな風景が魅力です。8月は猛暑続きの上にガスのわきやすい天候が多かったので、稜線でこんなに素晴らしい天気に恵まれたのは久しぶりです。振り返ると草津白根山の向こうにひょっこり小さく四阿山の頭がわかります。 三国境から苗場山へと続く稜線の先には佐武流山も堂々と聳えています。その左奥には鳥甲山も。 そしてこれから行く手には、上ノ間山から忠次郎山さらに谷川連峰へと続く群馬県境稜線トレイルの山々がはっきりわかります。 猟師の尾根の頭へと下る笹原の斜面を夢見心地で稜線漫歩。秋の風が感じられます。ワンダラーになったような気分です。 猟師の尾根の頭を過ぎると、上ノ間山が眼前にどんと現れます。前回はガスの中でわからなかった大熊岩も黒々とした塊の姿で目に飛び込んできました。上ノ間山の大熊岩とは、ほんと久しぶりのご対面です。 白砂川に向かって大空堀沢の斜面を駆け下っているかのように見えます。スルスの岩洞のある白砂川源流域は、かつて吾妻の熊猟師が活躍した猟場です。 標高2033mの上ノ間山頂も、360度の大展望が楽しめます。振り返ると歩いて来た白砂山からの稜線がはっきりわかります。左奥の草津白根山からもまたひょっこり四阿山の頭がわかりました。 そして、赤沢山から忠次郎山へと続く稜線です。左奥の苗場山と神楽峰もわかります。登山道は笹薮で見た目はわかりにくいですが、今日みたいな日は風で笹も乾いていて快適に歩けました。花は少なくなりましたが、赤沢山手前の群馬県側ガレ場でウメバチソウの群落がありました。その中に一本イワショウブが混じってました。 これからどんどん秋めいてきて、草木も色付いていくことでしょう。紅葉の稜線トレイルが楽しみな季節になります。