September 2025

八ッ場あがつま湖E-MTBお散歩2025-9-3

ほっとぐんま630のニュースで貯水率17%の八ッ場ダム湖のニュースを見た翌日です。まだ水不足の心配とかは騒がれていませんが、八ッ場ダムの観光業には悪影響も出ているとか。確かにここまで水が少ないと、水陸両用の遊覧船ニャガテン号も運行できないでしょう。でもダム以前の時代を知っている世代にとっては、湖底に沈んでしまった昔の懐かしい風景の痕跡がみられるのは楽しそうです。 家の書棚にはかつて使っていた国土地理院の2万五千図地形図がありました。これを頼りに探してみました。 この橋はどこだったっけ? どうやら河原湯岩脈付近にあった橋のようです。さらに国道と吾妻線らしき跡から、断片的ですが当時の風景が思い出されてきます。地図を見ると橋のたもとに学校マークがあるので長野原第一小学校でしょうか。こんなところにあったっけ?でも小学校のたたずまいはぼんやりとですが覚えています。 不動大橋を渡って新しい川原湯温泉の方へ向かいます。昔の川原湯温泉はどのあたりだったのかとても知りたくなります。 川原湯温泉駅を過ぎると、道らしき跡が湖底から浮かび上がっているのを発見。これは昔の川原湯温泉のメイン道路でしょうか。殺風景なこの風景からは当時のレトロな温泉街の様子は感じられません。 新しく出来た川原湯温泉街を過ぎて、八ッ場大橋から昔の川原湯温泉街の痕跡を探してみましたが、わかりませんでした。左岸に敷かれていた吾妻線の線路跡がわかるので、これを目印に古い地図と照らし合わせて思いを巡らせてみましょう。 今日も猛暑で照り付ける陽射しは肌を焦がすほどでしたが、いったんペダルを漕いでスピードに乗ると風も涼しく感じられて快適でした。もちろんEバイクだからでしょう。小一時間で八ッ場ダムあがつま湖を周りましたが、最後に吾妻線の新旧を一枚の写真に収めるスポットを見つけました。 上の写真を見て、鉄道マニアの方ならすぐにわかりますね。 八ッ場あがつま湖の渇水はまだまだ続くとは限りません。明日から台風が来るので、今回の風景はまたすぐに湖底に沈んで見られなくなるかもです。