偵察

偵察レイクカヤック奥利根湖奈良沢2024-7-5

梅雨明け?って勘違いするようなカラッとした猛暑。こんな日は奥利根湖でレイクカヤッキング。 今日の目的地は奈良沢バックウオーター。追い風だったので風を感じずちょっと蒸し暑さを感じながらのパドリング。岸沿いの木陰の中が涼しい。 お昼のお弁当も木陰でゆっくり味わいました。今年は空梅雨とまではいかないですが、渇水かなと思うような雨の少ない梅雨なのに、湖の貯水率は100%近いコンディションです。 帰りは向かい風が涼しくてとても心地よかったです。知床の海を漕ぐために琵琶湖のファルトピアさんで作ってもらったレットマンパシフィックは、奥利根湖でも快適なパドリングでした。

志賀高原・四十八池トレッキングガイド探査2024-7-4

ワタスゲが見頃な四十八池を巡るコースを歩いてきました。7月1日に志賀山で山開きも行われたそうで、いよいよ夏山シーズンが本格的に始まる志賀高原です。今週末にはトレイルレースも開催されるとのことで、登山道上にコース板などがすでに設置されているところもありました。 ワタスゲの他にもヒオウギアヤメやハクサンチドリ、ヒメシャクナゲなどの花が綺麗に咲いていました。 帰りに渋峠に寄りがてら塔の池のモリアオガエルの様子を見てきました。まだ鳴き声が聴こえてきました。水芭蕉の葉の中に卵も産み付けられていました。 来週は研修会でガイドさんたちと芳ヶ平湿地群を歩くのが楽しみです。芳ヶ平湿原のワタスゲは今年はどうでしょう?

偵察レイクカヤック奥利根湖奈良沢2024-6-19

例年より梅雨入りが遅いようで、今日もカヤック日和でした。カラッとした北風が奥利根の山々から吹き下りてきて肌に心地よいです。 陰なイメージの本流に対して奈良沢は広くて明るい陽なイメージがあります。今日は奈良沢を漕ぎました。 コツナギ沢から奈良沢、最後に幽ノ沢を周りました。今は禁止ですが、昔はよくカヤックでキャンプしました。コツナギ沢のバックウオーターが一番のお気に入りでした。 幽ノ沢バックウオーターに向かう途中、湖面を見慣れぬ怪しげな生き物が泳いでいるのを見つけました。テンかな。 今日もアークティックウインドパドルで3時間ほど気持ちいいパドリングを楽しみました。 奥利根湖は群馬で一番お気に入りのカヤックフィールドです。いつまでも漕げるように安全第一のマナーとモラルで楽しみたいです。

イワナの夏2024

渓にエゾハルゼミの大合唱が響き渡ります。木漏れ日が眩しく光る谷間には涼しい風がいつも吹き抜けています。 イワナと出逢うことのできる夏の沢歩きは、最高に贅沢な時間です。 目的の沢へのアプローチの途中で、すぐ前の笹薮から突然獣が飛び出して逃げていきました。子鹿でした。驚かせてくれます。 昨年、ゲストさんが針を切られたイワナがまだいるのか確かめにきました。大丈夫、元気に泳いでいきました。

偵察初夏のレイクカヤック奥利根湖2024年6月12日

今日も30度超えの真夏日予報ということで、奥利根湖へカヤックの偵察。前回の奈良俣湖で漕いだ時、ソルティス艇のラダーのワイヤーが突然切れるトラブルがありましたが、修理後の試運転も兼ねてです。湖水は100%近い満水で、ロケーションは最高の状態です。 深緑のブナの森にはエゾハルゼミの大合唱が響き渡ります。風は意外にカラッとしていて、ギラギラ太陽もそれほど気にならなくて快適でした。 花の種類もすっかり初夏の花に変わっていて、GWの頃からあっという間の季節の進み具合を感じます。 国境稜線の山々の残雪模様もすっかり小さくなりました。奥利根湖の貯水率はこれからどうなっていくでしょう。カヤックを楽しむなら今です。

吾妻の山・岩櫃山トレッキングガイド探査2024-6-11

今日は気温30度越えの真夏日の予報。標高2000mの稜線漫歩が快適そうだけど、標高802mの岩櫃山へ。 一合目のJR吾妻線郷原駅からスタートです。目指す山が駅から眺められるのは、テンション上がります。 真田の山城として戦国時代の歴史の大舞台となった山です。登山口からの岩櫃山は、天を仰ぐようなド迫力の山です。まさに天然の要塞がたちはだかっているようです。 郷原駅からは山頂まで3コースの登山道があります。前回は密岩通りコースと十二様通りを探査済みなので、今日は赤岩通しコースを登ります。鎖場のこの赤い岩がネーミング元になったのでしょう。 今日は赤岩通りコースからでしたが、やはり鎖場やハシゴ場の多い密岩通りコースで山頂に登ったほうが、岩櫃山に登ったという実感が湧きます。でも360度大展望の山頂に立てば、どのコースであろうと登って良かったという達成感に浸れます。 白砂山稜線も赤城山も榛名山も妙義山も浅間山も四阿山も草津白根山も横手山もみんな見えます。越後と信濃と上野で活躍した真田氏にとってこんなに地の利の良い場所はないですね。 今日は尾根コースで平沢登山口へ下山して、さらに群馬原町駅まで歩いて電車に乗って郷原駅に戻ります。山城跡などを見学しながら戦国時代の歴史ロマンを感じて歩けるのが楽しいですね。 真田道というのが麓にあって、こちらで郷原駅に戻ることもできます。先日この道も探査済みですが、しっかり整備されていました。 私たちは番匠坂という道を選びましたが、こちらもしっかり整備されていて安心して歩けました。 群馬原町駅は今は無人駅ですが、駅舎に東吾妻町観光協会が入っていました。久しぶりに電車に乗るので、わからないことをいろいろと教えてもらえました。 鉄道と登山を組み合わせたプチ山旅でしたが、これはいつもと違うスタイルで楽しいかもです。

偵察ぐんま県境稜線トレイル・白砂山~八間山周回コース2024-6-8

午前5時前の野反湖。湖面に霧が発生してとても幻想的です。野反湖名物の朝霧は早起きしないと見られません。今日は土曜日とあって朝早くからたくさんの登山者が白砂山登山口から出発していきました。 登山道の様子と見頃な花の開花状況を観察するために、白砂八間コースで歩いてきました。水場上の雪渓はまだかろうじて残っていましたが、完全に融けるまであと1週間くらいはかかりそうで例年通りでした。 堂岩山までの樹林帯では、登山道脇に小さな花がたくさん観察出来て、花好きの方たちは飽きることが無いでしょう。小鳥たちの歌声も賑やかです。そして堂岩山からいよいよ稜線漫歩が始まります。 シャクナゲやシラネアオイ、ナエバキスミレのたくさんの花々が出迎えてくれます。 厳しい気象条件の中でたくましく生きる高山の花々たちから力をもらうようにして、最後の登りを頑張ります。 午前9時山頂着。稜線ではすでに何人もの下山する登山者とすれ違いましたが、山頂にも数グループの登山者が休んでいました。いつものように山頂を通り越した三国境の手前の景色のいいところで休憩しました。 先週ある登山者から三国境の場所がわからなかったという感想をいただいていたので、目印のピンクテープを付け足しておきました。 もう一つ気になっていた道迷いしやすい中尾根と黒渋の頭の間の鞍部ですが、昨秋に設置したピンクテープがしっかりと生き残っているのが確認できて一安心。 白砂山を振り返ると山頂付近に少し雲がかかっていました。タイミング的に山頂で展望が楽しめなかった登山者もいたようですが、その後また雲が綺麗にとれていました。

偵察初夏のレイクカヤック奈良俣湖2024-6-6

エゾハルゼミの大合唱でむせかえるようなブナの森は、いよいよまた夏がやってきたことを実感させてくれます。奥利根湖の偵察から約1か月ぶりのカヤッキングです。 湖面から仰ぎ見ることが出来る尾瀬の至仏山や笠ヶ岳の山々には残雪がほとんど残っていません。ダムの水位は満水近くあって、岸沿いの森にはタニウツギやナナカマド、山ツツジ、キリの花が見られましたが、季節の巡りの早さにびっくりします。 源流バックウオーターにも雪融けが流れ込んでいる様子はなくて、水も温みはじめていることがわかります。 今日の奈良俣湖は私たち以外誰もいないプライベートレイクでした。静かな湖面を彷徨うようにしてパドリングを楽しみました。 2024シーズンのバックカントリーでは、至仏山へは4回、笠岳に1回訪れましたが、今日は湖面から良く眺められました。 ちょっと遠回りですが帰りは坤六峠周りでドライブしてみました。峠を少し下るとバックカントリーで滑った側の笠岳や至仏山が新緑の森の梢越しに垣間見えました。

尾瀬・富士見峠散歩2024-5-22

午後、尾瀬高校で尾瀬ネイチャーラーニングのガイド講習会が開催されるので、せっかく尾瀬の近くまで行くのだからと午前中は懐かしい思い出がいっぱいある富士見峠へ。雪解けが早くて林道には思ったより残雪は残っていませんでした。途中、オオカメノキやイワナシの花とニホンジカ一頭が見られました。 富士見峠にちょうど正午到着。ようやく天気が回復してきて、青空が見え始めました。アヤメ平まで行っても景色は楽しめそうにないとあきらめていたのですが、期待できそうです。でものんびり行動だったので、アヤメ平まで行ったら研修会は遅刻です。せめて峠からすぐ先の富士見田代へ。残雪で滑りやすい木道をほんの2~3分の距離です。 景色が広がって、燧ケ岳の頭だけ雲の中から垣間見えました。来た甲斐がありました。でもこれでは桧枝岐側からの燧ケ岳北面も残雪はかなり減っているでしょうね。 2018年4月19日にBC偵察で訪れた時のアヤメ平からの絶景です。 景鶴山と平が岳です。 至仏山です。 尾瀬ヶ原です。 相棒ともいえる一番古いテレマークスキー仲間と偶然再会して一緒に下山したのが、彼との最後の滑りになってしまいました。 これから始まるグリーンシーズンのガイドに向けて研修会は盛会のうちに無事終了。尾瀬高校の先進的な学習施設を見学できたのも良かったです。

トレッキングコース探査・嵩山2024-5-21

古から霊山として信仰されてきた中之条町のシンボルともいえる山、嵩山に登ってきました。標高は789mなので周りの山々と比べると低いですが、中之条の町を見下ろすようにそびえる堂々とした風格の岩山です。戦国時代の山城でもありました。山頂からの景色はすばらしいの一言で、吾妻八景の一つでもあるそうです。 親都神社登山口からまずは小天狗へ。山頂から足下に不動岩が見えます。今度はそちらに周ってみます。 不動岩からも展望が素晴らしい。 先日登った吾儒山や薬師岳、岩櫃山などがわかります。 不動岩から天狗の広場に戻ると、毎日のように嵩山に登って登山道整備をしてくれているという人たちに出会えました。そんな方々だからこそのいろいろと面白いお話を聞かせてもらえました。 小さな山ですがたくさんの見所があって、すべてをじっくり満喫しながら寄り道すると丸一日かかりそうです。弘法の筆跡というのもありました。 中天狗からの景色です。 最後に大天狗。こちらに山名標柱が立っていました。大天狗の山頂までの鎖場が一番長く続きましたが、怖いところはないのでご安心を。 烏帽子岩と五郎岩が足下に眺められました。 たぶん白砂山稜線かと思われる山々もわかりました。白砂山山頂から中之条方面はよく見えるのですが、嵩山も頭だけ見えてたんですね。