偵察

偵察シークレットkuniパウダーガイド2024-1-25

林道を歩いていると突然こちらを威嚇するような獣の叫び声に驚かされました。イノシシか冬眠中のクマ?じゃないかと身構えて、しばらくじっと静かして辺りを見回します。すると10mくらい離れた斜面を歩くキツネを発見。ほっと胸をなでおろしました。 ドングリの木には熊棚があちらこちらで見つけられます。シークレットkuniの山奥ではきっと熊が冬眠しているはずです。冬眠しないイノシシは雪山の中で生活しているものもいます。彼らはミズナラの木の下に落ちているどんぐりの実を雪の中からほじくって食べたりすることがあります。雪が50センチくらい積もっていても平気でほじくり返したりします。今回はキツネでホント良かった。 ところでパウダーのつもり具合はどうかというと、ドカ雪ではないのでボトムはまだ笹薮が埋まり切っていないものの、ちょうどいい感じに積もってくれてます。一昨日の偵察はカチカチだったのが、今日は気持ちよく滑って帰れました。 標高の高い稜線の大きな斜面は雪崩が怖いので、明日のガイドはボトムアップのツリーランが楽しめるコースがお勧めです。

偵察シークレットkuniパウダーガイド2024-1-23

昨日はボトムアップで標高1650mくらいまでの偵察でしたが、今日はトップダウンで縦走コースを偵察してきました。18日のガイドツアーの時からあたたかい日が続いたので最悪のモナカ雪を心配していましたが、そこまで悪くはなかったです。 ただまったくの視界不良で今日も快適からは程遠い滑りのコンディションでした。峠越えではシールを剥がして滑ろうとしたら方向に確信が持てなくなりそうになりました。 こんなこともあると準備したGPSで確認して慎重に進みました。勝手知ったるうらやまで見覚えのある木々を確認してようやく100%確信することが出来ました。 標高を少し下げると視界が開き始めましたが、今日みたいな日はもう遊ぶ気にはなりません。雪質は固いので斜面をトラバース気味に滑ってどんどん下ることにしました。 予定よりも1時間以上早くヒュッテに到着。ゆっくりお昼休憩までさせてもらって下山。 今夜から冬型が強まって吹雪の日が3日くらい続く予報です。いい雪がたくさん積もってほしいところですが、フルフル詐欺にならないことを祈るばかりです。 カチカチのオムスビ山でした。林道で板が良く滑ってくれたのが今回の偵察で一番快適でした。

偵察シークレットkuniパウダーガイド2024-1-22

一昨日の湿雪から雨のあたたかさで春のような雪に一変してしまったうらやまです。明日から本格的な寒波がやってくる予報なので、もう一降りドカ雪を期待したいです。 ドングリの木には熊棚があちこちいたるところで見つけられました。昨年は日本海側の新潟や富山で、頻繁に熊ニュースが報じられていました。ブナなどの山の木の実が不足だったらしいですが、こちらのドングリの森ではそんな困ったことにはならなかったようです。 ザラメ雪なので快適に急斜面もシール登行できます。まだこの辺りは柔らかいので帰りの滑降もなんとかなりそうです。しかしながら、標高1600mを越えてくるとモナカ雪に変わってきました。 標高1800mくらいからどす黒い雲がかかっていましたが、その雲が少しずつ下がってきています。見晴らしのいい雪原でちょうどお昼の時間になりました。今日はここでお昼です。でも急に寒くなってきて、カップ麺の箸を持つ指先も冷たくなってきます。食べたらさっさと下山しました。 昨シーズンはモナカ雪でそれほど困った記憶はなかったですが、今シーズンはまだ1月半ばだというのにモナカ雪になっちゃいました。まったく快適でない滑りになりましたが、ボトムからしっかり偵察が出来て次のガイドに備えることが出来て良かったです。

シークレットkuniパウダーガイド偵察2024-1-14

ボトムはまだ積雪不足ですが、標高1800m以上の稜線周辺はいい感じ仕上がってきました。 昨日の積雪で深いところは50センチ以上の新雪です。1月半ばとはいえけっこう陽射しもきつくて、雪は急速に腐り始めているようです。 吹き溜まりにはまると案外雪が腐り始めて重いので、一気に深雪にドボンです。やっちゃいました。スノーボーダーは頭から突っ込めば身動き取れなくなるので要注意です。 まさに雪の底なし沼です。 うろこで登り返してカモシカピークからの1本。ここも重かった。 今日はどこ滑っても重い雪が深すぎて快適とは言えないので早々に下山です。テレマークターンだと沈み過ぎて重い雪に引っかかってしまうので、アルペンターンで降りました。 今日からまた明日いっぱい雪の予報です。 今週後半はボトムまでコンデョションが整えば、いよいよ縦走コースもガイド出来そうです。

偵察シークレットGNAパウダー2024-1-12

針葉樹の深い森に包まれて、フカフカのパウダーが冷たい北風や日射から守られているかのようです。 まだ少し笹薮が顔をのぞかせていますが、今回の冬型でしっかり埋まってくれるのではないかと期待できました。 森の奥にはどこまでも雪の稜線が続いています。春になればロングツアーも楽しいです。 シークレットGNAパウダーガイドのGNAとは何の略でしょう?

偵察シークレットkuniうらやま2024-1-9

3連休明けの平日がこれ以上ないバックカントリー日和。偵察なのがちょっと残念です。でも今日は降ったばかりで雪が締まってなかったので今週半ばくらいがグッドコンデョションかもです。 積もった雪は、風や日射、気温などで毎日変化していきます。偵察に来るたびに雪質の変化を感じ、バックカントリーツアーのための様々な情報を収集します。 一本滑って登り返してもう一本、さらに登り返してもう一本。気になる斜面をつないでいきます。純白に雪化粧した白砂山が眺められました。 4本目を滑って登り返したところでビンディングトラブル。もう一本滑っておきたい斜面があったのですが、ここで下山することにしました。 ガイド中でなかったのが不幸中の幸いでした。帰りの滑降は左足のビンディングは歩行モードでした。 今年新しくしたNTNテレマークスキーのビンディングはわからないことばかりなので、とにかく早めにトラブルがあってよかったです。

偵察シークレットkuniうらやま2024-1-5

わずかですがコツコツと積もっているので、少しずつですが良いコンデョションへと近付いています。 この斜面を滑るのは今シーズン4回目です。気持ちよく数ターン楽しめます。 ここを滑るのは今シーズン2回目ですが、この斜面の細かい沢地形がすべて埋まるくらいになれば本当にシーズンインと宣言できます。 ロケーションのいい斜面を見つけて数ターンです。 ここももう一度50センチくらいのドカ雪があれば笹薮が埋もれて自由自在にシュプールが描けそうです。 次の大寒波の襲来後がいよいよ楽しみになってきました。 今日のシークレットkuniパウダーガイド偵察は、絶好のBC日和でした。

偵察2024-1-2

南風が天気予報で予想していたよりも強く吹いていて、大晦日にせっかく積もった雪がみんな飛ばされてなくなっちゃった感じです。 まだかなり笹薮が顔をのぞかせていますが、ベースはしっかりしているのでコースをうまく選べば滑りはなんとか楽しめました。でもこの先どうなるのか心配になってきました。 前回の偵察では小さな表層雪崩の痕が残っていました。今日も注意個所をしっかり確認しておきました。 スノーシューガイドの方も準備万端です。 チャツボミゴケ公園スノーシューハイキングは1月10日から開催です。 上の写真はチャツボミゴケ公園ではなく今日の偵察時のものです。