シークレットkuniBC偵察2025-4-8
ダート道をチャリでアプローチ。林道奥から登山道をしばらくシートラして小一時間、ようやく雪の上をシール登行。ここのところ晴天が続き、昨日より気温も上がる今日はザラメがいい感じ滑りやすいことを期待して偵察連ちゃんです。 急斜面が続く尾根をハイクアップすると、やがて昨日滑った八間山が向こう側に現れました。気持ちよくザラメ斜面を滑った感覚が思い出されます。 反対側には迫力のガラン沢渓谷の奥に横手山です。一つ石へと続く細尾根の最後の急登を前に、スキーアイゼンを装着しました。一つ石直下は雪庇が出来るので、今日みたいな日はスキーアイゼンがあるときっと安心です。 帰りに滑って降りようと予定していた一つ石ボウルですが、大きなクラックが入ってズタズタに切れていました。さらに山頂直下も。 強引に這い上がることも出来そうでしたが、滑降モードにチェンジしてウロコで雪の繋がっているところをうまくルーファイして一つ石山頂へ。午前10時25分通過です。 一つ石ボウルを滑るのはやめて奥の斜面へ。裏天狗と勝手に名付けているコースを滑って帰ることにしました。 一本滑ってウロコで登り返している途中で新しい熊の足跡を発見。子熊かな?先にこちらの気配に気付いて逃げた感じです。ところが裏天狗を滑っている途中でまたもやクマの足跡。今度は大きい。クマさんの縄張りに侵入しているのはこちらですから、逢わないように気を付けなければです。 一つ石ボウル下部を午前11時11分通過。なぎ倒されてぶった切りにされたダケカンバの悲惨な残骸がデブリに半分埋まっていました。大きな雪崩が起こった痕跡です。 気が付いたらザラメシーズン真っ只中です。