一昨日の岩櫃山山頂から眺められたお隣の山、吾儒山と薬師岳に登ってきました。

地図を見るとルートがわかりやすそうです。でも実際は分岐点がわかりにくくて、初めての登山者はコースの目印である古いピンクテープを見つけながら歩かないと道迷いしそうな感じでした。

全国的に有名で登山道がしっかり整備されていた一昨日の岩櫃山とは違って、登山ルートがはっきりしない低山の代表みたいなコースです。

しかしながら新緑に彩られた尾根道が主体のコースは、静かな山歩きが十分に楽しめました。ヤマツツジが少しまだ見られましたが、トウゴクミツバツツジは終わっていました。あと1~2週間早い時期に歩くのがベストシーズンでしょう。

山頂手前で中之条町側からの登山道コースと出合います。山頂からは中之条盆地の家並みが眼下に広がりました。

2020年の11月の終わり頃、中之条町側の登山道で吾儒山に登ったことがありました。今回これで両方向から登れたので、ようやくこの山の全貌が把握できたように感じました。

今度は薬師岳に向かいます。送電線の鉄塔の下を通過します。

この鉄塔から右へ林道に降りていくコースも登山マップに書かれていますが、案内板等ないので初めての人は知らずに通過してしまいます。

中之条町側のコースにある奥の院です。2020年11月下旬の頃に歩いた時のものです。

いったん林道峠に降りて向かい側の薬師岳へのコースに入ります。

薬師岳は標高1000mに満たない山なので、山頂まで上り下りの多いコースです。最近営林署が境界標の整備をしたようでピンクテープの目印とともに山頂までわかりやすく導いてくれました。

山頂からはかすかに白砂山が垣間見えただけで、樹林に囲まれて展望はほとんどありませんでした。

薬師岳のコースも気持ちいい新緑の森の中を歩けました。林道峠から林道を30分ほど歩いて、登ってきた岩島側からの吾儒山登山口のコースに戻れました。

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