May 2024

2024第1回ラムサール芳ヶ平湿地群お散歩ツアー(2024-5-2)

1週間前に下見した時とくらべて雪解けがだいぶん進みましたが、まだら模様な残雪がこれまたこの季節らしい味わい深い風景を楽しませてくれました。 標高2172mもあるので少し肌寒いくらいですが、ゆっくり堪能しました。GW真っ只中でも平日とあって混雑もほどほどな感じだったので、どこでも駐車しやすくてガイドには助かりました。渋峠スキー場のゲレンデにはまだまだたっぷりの積雪があって、スキーを楽しんでいる人たちもたくさんいました。 お昼は草津温泉の知る人ぞ知るお蕎麦屋さん「風」でお蕎麦ランチです。草津白根山は山麓から徐々に新緑が始まっていて、ドライブ中にムシカリの白い花が見られる程度でしたが、ここではお庭にアズマシャクナゲが満開です。青空のもとにピンクが鮮やかに映えていました。 お店で飼われているヤギ君たちも外につながれて気持ちよさそうでした。 午後はチャツボミゴケ公園へ移動です。 園内の様々な木々の新緑が眩しいくらいに輝いていて最高な気分になります。駐車場の周りではコブシの花が咲いていました。もちろん今日みたいな天気のいい日は園内送迎バスではなく登山道を歩いて穴地獄まで自然観察です。 池の中を覗くとクロサンショウウオの卵がたくさん見られました。その池にはカルガモが泳いでいて獲物を探しているようでした。 チャツボミゴケも素晴らしい蛍光グリーンで私たちを迎えてくれました。ラムサール条約地を歩く!芳ヶ平湿原&チヤツボミゴケ公園散策ツアーがいよいよ始まりました。

偵察大杉岳BC2024-4-29

昨日の燧ケ岳BCの帰り道、熊沢田代あたりから大杉岳の残雪の様子がよく観察できました。山頂まで何とかギリギリ雪がつながっていそうなルートが確認できたので、会津駒ケ岳はやめて急遽こちらの山に変更しました。大杉岳という名前通り、屋久杉みたいな大きなオオシラビソが見られるのか楽しみです。また大杉岳はなんといっても手軽な近さの山なので、前から一度登って稜線の様子を見ておきたいと思っていました。除雪された国道をしばらく歩いてどこから取り付くか悩みます。大杉岳登山道は雪がなくてしばらくはシートラなのでパス。一つ目の尾根は一人で偵察に上がりましたが、すぐ途中で雪切れしたので断念して引き返します。国道が大きく右にくぼんだ沢から左の尾根に登り上がるルートが雪付き良く正解。後から写真で確認すると、なるほどという感じです。 ブナや岳樺の広葉樹林の尾根は見通しも良くて気持ちいいです。いつ振り返っても昨日登った燧ケ岳が笑顔で励ましてくれます。 僕たちが登ってきた尾根の手前の針葉樹に覆われている尾根も、結果的には雪がついていそうでした。時間的距離的にはそちらの方が良かったかもですが、展望がないのでのんびり派にはやっぱりこちらでいいかな。 展望抜群の1712mP付近は稜線漫歩な気分です。やがて針葉樹が濃くなってくると大杉岳山頂も指呼の距離です。昨日の登山者が一人往復した足跡が現れました。どうやら大杉登山道をたどったようです。山頂は樹林が濃くて展望も利かないので、その先の1888mPまで行ってみることに。ここからはもうシールを剥がしてウロコで自由自在です。 会津駒ケ岳まで長い稜線が続いていきますが、ウロコスキーでトレースしたら楽しそうです。 七入沢や大杉沢など南側へBC向きのいい斜面も二つほど拝めました。 残雪の多い年にはぜひまたやってきたいところです。 屋久杉みたいな大きなオオシラビソの大木にはもちろん逢えませんでした。でも久しぶりにGPSを頼りに地図とにらめっこしながらルートファインディングして登りました。パウダーだけじゃないBCの醍醐味です。